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「概説」的な本を買おう
自分のテーマについて、「本」を買おうという話を「とにかくがむしゃらに調べよう」ということで書きました。
そのページでは、「知らないことを知るため」という趣旨で本を買おうと言いました。
しかし、この「概説的な本」は多くの先行研究を教えてくれる本としても使えます。
概説書は、数多くの先行研究をもとに書かれています。
概説書は、その分野に精通した人が書きます。
例えば、「マクロ経済学」の概説書があった場合、日本で指折りのマクロ経済学の教授が本を執筆します。
しかし、その執筆をする教授は、本来はもっと狭い分野の専門家であることが普通です。
例えば、「マクロ経済学の開発経済の東南アジアにおける農業から工業への進展の専門家」であるという風に。
ですから、開発経済は何も調査せずに書くことができるかもしれません。
しかし、先進国の経済についてについては、やっぱり専門外ですから、勉強しながら本を書くことになります。
そして、勉強しながら本を書いた場合、何を勉強しながら本を書いたのかを明示する必要があります。
これを参考文献と言います。
参考文献を参考にしよう
参考文献は、その本の巻末や章末に掲載されることが多くあります。
ですから、この参考文献を参考にしながら、自分がより良く知りたいテーマの関連書籍を集めることが可能です。
これで、「概説書」→「専門書」へと「卒論のネタ本」がレベルアップしました!
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