文系大学生の「卒業論文」の書き方道場

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4年生は夏休み中に卒論の「地図」を描け!

山は決まった。地図を描け。

さて、前回の記事では、
「テーマの決定」
について書きました。

 

今回は「テーマが決まった後にすること」です。

 

とはいえ、やることはたった2つ。

  1. 論文や本を読んで、テーマに関する知識を手に入れる
  2. 「問い」を立てる

です。

 

まず、テーマが決まったはいいものの、
きっとそれまでの本を読んだり、資料を調べたりで「穴」や「ダブリ」があると思います。

 

テーマが決まったら、そのテーマを意識しながら、
もう一度本を読みなおしたり、資料を見直したりする方が、
よりテーマに精通できます。

 

そして、テーマに精通して来たら、
「あれ、どうしてこのこと、誰も検討してないの?」
という問題が見えてきます。

 

いくら探しても、こんな重要なことなのに、文献が出てこない……

 

これが、「問い」です。

 

 

私の例

私は
「ステルスマーケティングのアメリカの制度を導入したときの市場の変化」
について書きました。

 

「ステルスマーケティング」
というテーマを調べていくと、アメリカにはちょっと攻めた規制がある、
と分かりました。

 

この規制は
法学者はそれを必死こいて検討しているが、
経済学者の人は特になにも検討をしているようには見えない…

 

ん?!
ちょっと待て、と。

 

なんで誰も規制を導入する前とした後の市場変化を調べてないのに、
「規制すべき」とか「そんな制度いらん」って言えんねん!!

 

と思いました。

 

これが、「問い」です。

 

 

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