文系大学生の「卒業論文」の書き方道場

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「である」調を使いましょう!

以下の例文をみて、どれが「論文」っぽいかを考えてみてください。

 

【例1】「である調」
人間にとって、絶望とは死に至る病である。

 

【例2】「ですます調」
人間にとって、絶望とは死に至る病です。

 

【例3】「〜と思う調」
人間にとって、絶望とは死に至る病だと思う。

 

 

どれが、イイと思いますか?

 

まあ、価値観の問題はあるでしょうが、「である調」が一番論文っぽいですよね。

 

まず、論文で「ですます調」は使いません
これはレポートなどでもわかっていることだと思います。

 

しかし、「〜と思う」は良く使いがちです。

 

ただ、「〜と思う」などの「断定を避ける」言い方は、カッコ悪く見えます。

 

「〜と思う」とつけるだけで、説得力がダウンするからです。

 

かつて、Yes! We can!と言って有名になった政治家がいましたが、Yes! We can, maybe!だったら、その政治家は大統領にはなれなかったかもしれません。

 

「である」と言い切りましょう。

 

 

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