文系大学生の「卒業論文」の書き方道場

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卒業論文では、ちゃんと日本語を書こう!

主語と述語に注意!

卒業論文では1文が長くなる傾向にあります。

 

1文が長くなると生じる現象が
「主語と述語がズレる」
という現象。

 

これが起きると
「何言っているかわからない」
ということです。

 

僕は、ドジで幼くてワガママで、でもそんなところもかわいい花子ちゃんが好きなんだけど、美人で料理もおいしい華子ちゃんには好かれているが、それはそれでうれしい一方で、やっぱり彼女のことが忘れられないしだから赤いバラを買っていくことで、気を引こうとした彼女は「ゴメン…」と告げることは大変だったんだが、それでも彼女が泣いているのを見るといたたまれなくなって、罪作りだと分かりつつ、抱きしめた。

 

意味わかるでしょうか?
分かりにくいですよね?
1文は短くして、分かりやすい文章を書いていきましょう。

 

接続詞を付けよう!

接続詞を重要視しておくことは悪いことではありません。

 

接続詞とは
「そして」…順接
「しかし」…逆説
など、論理展開を分かりやすくするためには必要なものです。

 

先ほどの文章で「長い文」が良くないと分かっていただけたと思いますが、
短い文でも「論理」がつながってないと読みにくくなります。
下手をすると論文ではなくなります。

 

ですから、
分かりやすく短文を論理的に接続詞でつなげて書いていきましょう。

 

 

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